ビジョンを決める=ゴール設定
ビジョンとは、理想像・未来像・展望を意味する言葉です。
私たちひまわり夫婦は、サロン開業という、ある種の起業をしようとしていますが、
起業には、ビジョンの設定が非常に大切です。
サロンやその他お店の開業においては、
コンセプトというものも重要視されており、
ビジョンもコンセプトもどちらも必要だと思いますが、
あえて順番を考えるなら、まずビジョンを決めるのが先ではないでしょうか。
なぜなら、
ビジョン=ゴール
と言うことができるからです。
ビジョンとは企業・お店・サロンの目指す姿、理想の世界。
コンセプトは、それを実現するためのベースとなるもの。
つまり、ビジョンの実現のために、コンセプトに沿った方法・手段を選択するのであって、
ビジョンがなければコンセプトも決めようが無いのです。
目指す山の頂上をビジョンとするなら、
コンセプトとはどのルートを上っていくかの選択と言えます。
逸話「3人のレンガ職人」から考えるビジョン
有名な逸話で、3人のレンガ職人というお話があります。
知っている人も多いと思いますが、簡単に紹介させていただくと以下のようなお話です。
とある街の道端で、レンガを積んでいる男が3人いました。
そこを通りかかった男が、3人それぞれに尋ねます。
「君は何をしているんだい?」
1人目の男は、疲れた顔でこう答えました。
「レンガを積んでいるんだ」
2人目の男は、無表情でこう答えました。
「仕事をして、金を稼いでいるんだ」
そして3人目の男は、活き活きした明るい顔でこう言いました。
「私は、歴史に残る大聖堂を作っている」
この3人のレンガ職人は、今はやっていることは同じに見えるかもしれません。
しかし、その先どんな未来があるのかというと、
1人目の男は疲れたと言って、レンガを積むのをやめてもっと楽な仕事を探すかもしれません。
2人目の男はもっと稼ぎたいと思い、より報酬の良い仕事を探すかもしれません。
けれど3人目の男は、歴史に残る大聖堂を完成させるため、これからもレンガを誰よりも堅固に積み上げるでしょう。
そしてレンガを積み終わっても今度はその大聖堂を完成させるための別の作業を見つけだし、
同じ志を持った仲間たちとも協力して、
きっと本当に歴史に残る偉大な大聖堂を造り上げることでしょう。
この有名な逸話から考えさせられるのは、
どんなビジョンを持って仕事をしているかによって、
その仕事をしている瞬間の満足度や幸福度は変わってくるということ。
そして、さらにはその先の未来まで大きく変わる、ということです。
わたしたちのビジョン
私たちひまわり夫婦のサロン開業計画は、始まったばかりで、
まだお店の場所も決まっていない状態です。
それでも、2人で話し合って決めたビジョンに向かって、一歩一歩着実に、進んでいるという実感があります。
もしビジョンがなかったとしたら、今の自分たちがどこまで進んでいるのかわからなくなってしまったり、
途中で方向性を見失って、道に迷ったり、立ち止まったりしてしまうかもしれません。
これが、ひまわり夫婦のビジョンです。
このビジョンに向かってまっすぐに、二人で支えあいながら進み続けていきますので、
どうぞよろしくお願いします!